マレーシアの時差<現在のマレーシア時間>
マレーシアと日本の時差はマイナス1時間。つまり日本が正午のとき、マレーシアでは午前11時となる。日本からマレーシアに到着したときには、1時間、時計の針を戻そう。一年中、常夏のマレーシアではサマータイム制はない。
マレーシアの時差設定は日本とのビジネスで優位
日本とマレーシアとの間でビジネスを考えた時に、時差が1時間しかないマレーシアとは非常にコミュニケーションをとりやすい。10時間以上の時差があるアメリカなどと比べて、出張しても時差ボケもなく、体の負担が少なくて済む。
日本からASEAN地域に進出されている日系企業も多いが、アセアン諸国内でみても、マレーシア、フィリピン、シンガポールは日本との時差は1時間だが、ベトナムやタイ、カンボジアは2時間となる。お互いに就労時間が1時間でも長く重なっていたほうがコミュニケーションは取りやすい。
ASEAN経済共同体では時差統合の意見も
ICTの発達により、例えばマレーシアとタイとインドネシアの拠点間で国境を越えてオンライン会議を設定するいったこともある。コミュニケーションの速度が速まっている現代では、いちいち時差を気にすることなくコミュニケーションできる環境のほうが望ましい。
ASEAN経済共同体の発足に合わせて、国家間の経済をより緊密に連携するために標準時を統合しようという動きもある。標準時という基準が経済活動に与える影響は少なくないということだろう。
Issued by 「マレーシア ソーシャルナビ 2015」