<2014年11月22日に行われたIGB インターナショナルスクールのOpen Dayの情報をもとに作成したレポート>
IGB International School 特徴:2014年8月に開校。国際バカロレア(IB)に準拠したクアラルンプールで最も新しいインターナショナルスクール。現在の生徒数はまだ今年で200名ほどになる予定。33か国から国籍の生徒が集まっている。World Classで経験豊富な講師陣と充実した施設を有している。 公式サイト:http://www.igbis.edu.my/ 学校の場所:クアラルンプール郊外のスンガイブローエリア |
550席ある劇場型の本格的なホールで学校長からの説明でスタート
各担当の先生の紹介に続いて、学校の施設の説明。最新の校舎だけあって充実の設備が整っている。
今回の説明会も行われた本格的なホールの様子。生徒たちが発表会などで使うことはもちろんのこと、外部から劇団を招いて鑑賞するようなこともあるそうだ。
授業や研究課題などでは最新の技術を積極的に使っていく。先生はプロジェクターや電子黒板などを使ったレクチャーを行う。生徒もタブレットデバイスを使いこなすことが求められる。
この学校のカリキュラムの特徴は国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)に準拠したプログラムで運営されているということ。国際バカロレアは、世界の複雑さを理解して、そのことに対処できる生徒を育成し、生徒に対し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付けさせるとともに、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与え、大学進学へのルートを確保することを目的として設置された。
磨いていく主なスキルはこちら。自分で気づき、考えて、調べて、コミュニケーションやプレゼンテーションなどを通してアウトプットして、そこから得られるフィードバックを次のアクションに生かしていくというプロセスを大事にしている。
アフタースクールも充実しているということで、楽しい学校生活が垣間見れた。この後、ディプロマプログラム(16歳~)の説明に続き、ホールでの説明は終了。
そして、いよいよ今回のOpen Dayに参加した大勢の父兄とともに校舎内を歩くツアーがスタート。
先ほどのホールでも説明があった生徒の心構えが張られている。
図書室では本を読むだけではなくて、自発的に情報を集めたり、研究したりするためにある。PCで電子書籍も読めるようになっている。
Kindergartenや低学年のクラスは可愛い装飾のクラスルームに遊具なども置かれている。開放的な空間づくりが特徴。
最新の電子機器を使った授業の例
日本の理科室とは随分印象が違うサイエンスの教室
校舎ツアーも後半に差し掛かり、自慢の50mプールが登場。オリンピックの標準プールという説明があった。
圧巻の400Mトラックのある運動場。我慢しきれず走り出した息子(矢印)が点にしか見えない。
最後にたどり着いた体育館。こちらも申し分ない設備とエアコン完備で快適に汗を流せる。最後に、気になる授業料はこちら。小学校一年生(Grade1)なら年額RM 55,000 で約1,925,000円 (1RM=35円)となり、マレーシアでは高めの値段設定。
いまならキャンペーンで入学金が安くなる学年もあるそうだ。
新しい校舎ということもあって大変レベルの高い設備、それから世界各国から集まった講師陣による最新式の授業という印象。日本人はまだ少ないがこれから増やしていきたいとの説明もあった。英語の補修クラスもあるそうなので、日本人生徒の受け入れ態勢も十分といえる。通学は自家用車またはモントキアラなどからのスクールバスとなる。日本人が多く住むモントキアラからも20分ほどの距離なので今後インター校への編入をお考えのご家族には候補の1校となるだろう。
■ マレーシア留学 インターナショナルスクールリスト
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