マレーシアの祝日 (ディパヴァリ)

今年の10月22日はヒンドゥー教のお正月(ディパヴァリ Deepavali)で国の祝日。
ヒンドゥー教の美と豊穣をつかさどる女神ラクシュミを祝う祭りで家中を灯りで飾ることから別名「光の祭り」とも言われている。

この時期にはヒンドゥー教徒の自宅や商業施設に行くと、入り口付近の床にコラム(Kolm)と呼ばれる着色した米粒や粉で作った色とりどりの模様を見ることができる。デザインは様々だがクジャクをモチーフにしていることが多く「HAPPY DEEPAVALI」と書いて、周りをロウソクの光で照らした飾りつけを行う。特にインド系マレーシア人にとっては大切な一日となる。この日、ヒンドゥー教徒は新しい服を着てヒンズー寺院にお参りを行い、寺院で礼拝を終えた後は、親戚、友人が集まってお祝いの食事をとるのが恒例となっている。

ディパヴァリ

日本ではディワリ・イン・ヨコハマ というイベントが毎年、横浜の山下公園で開催されておりインドとの交流を深めている。2日間で20万人以上の来場があるというから大変な賑わいだ。来年は横浜ムンバイ姉妹都市50周年となるそうなので、より一層賑わいを見せることだろう。国際交流を通した地域活性化のモデルケースとしても参考にしたい。